ウッドクラフト おもしろ工作へ    リサイクル工作へ    トップページへ  

カブトーン
カブトムシを眺めていて、ふと、弦楽器の形に似ていると思いました。それで、角の部分を長くしてチャランゴにしました。角は長くしてネックにしました。弦が10弦あるのでヘッドの部分も大きくしています。足は、右の写真の上側の台座に取り付け、演奏するときの邪魔にならないようにしました。つまり、置いておくときは台座の上に裏側を上にしてかぶせます。それが左の写真です。普通のチャランゴよりも2音半下げてチューニングしています。というのは、たぶん弦を張りっぱなしにしていると壊れてしまうからです。
三味線
 踊りに使う三味線を作って欲しいと頼まれました。で、本物を見ながら少し竿を短くして、重さはうんと軽くして作りました。皮は手に入りにくいので、水性ボンドを水で薄めて使って和紙を4枚重ね合わせました。音的には「パーン」というハリのある音は望むべくもありませんが、何とかならすことはできます。ダンスの中では、吉田兄弟の三味線の音に合わせて、三味線を使って踊っていました。まあ、一応責任を果たせたかなと思っています。
せせら木
2004年度ウッドクラフト展奨励賞受賞作品です。
レインスティックの真ん中に軸を取り付け、回転するようにしたものです。5本のレインスティックの角度を変えて取り付けてあるので音がとぎれず、さらさらと谷の瀬音が聞こえるようにしました。
とまあ、構想はそうだったのですが、谷の瀬音と言うより「天ぷら」をあげるときのような音にも聞こえます。
奨励賞をもらえたのは、アイデア勝ちというところですかね。
炭琴ウッドクラフトといえるかどうか。備長炭が木なので一応ここへ入れました。
 備長炭はホームセンターで買ってきました。これが高いのなんの。「えー」といってしまいました。1キロ260円の物と、2キロ3300円の物、この値段の違いは何だといいつつ、3300円の物は太くて長かったので(もちろん黒くて)低い音用にして、260円の物は短かくキンキンした音だったので、高い音用にしました。木琴のバーのように、真ん中をグラインダーで削ったり、長さを少しずつ短くしたりして音程を合わせました。
 キンという金属音が澄んでかわいらしいです。
 炭を削るとそこら中まっ黒になって、「ホント、クロうします」

毎年ウッドクラフト展に出品している作品です。基本的には音の出るもので、おもろいなあ、と思ってもらえるようなものを作っています。

足笛試し弾き ケーナのことを葦笛ともいいます。そこで「これが本当の足笛や」と作ったがこれです。まず自分の足の型を取り、一本の木から削りだしていきます。次に半分に切って内部を少しくり抜いた後、再び接着して指穴および歌口を作ります。オカリナと同じです。指にマニキュアを塗ろうかな、とか、歌口を親指の先にしようかな、とも思いましたが、変な趣味と思われそうなのでやめました。十分変なんですが。 
ココロン君のハートに恋の矢を、と年甲斐もなく考えてしまいました。弦は4弦でウクレレと同じチューニングです。ただしフレットは付けていないので三味線のようでもあります。ハートのブリキ缶を使って作ったものもありますが、これはかんから三線と同じことです。 心の形をしていてポロロンとなるので、「ココロン」です。
はさみザウルス息子が首の取れたプテラノドンにはさみを付けて、頭に見立てて遊んでいたのを見て、ふと「我が子ながらおもしろい」と思いました。そこで、はさみを置いておくスタンドにしようと、さっそく作りました。「あぶないやん」などという常識的な声も聞こえてきますが、「おもろいなあ」と思ってほしいですね。もちろんこれは楽器ではありません。またさすがに、はさみまでは作っていません。                   
口笛
ウッドクラフト展アイデア賞受賞作品
世の中に「口笛」を吹けないという人は案外多いかもしれません。そこで誰でも「口笛」がふけるようにと作ったのがこの「口笛」です。この笛はくわえるだけで結構注目を集めます。ただし、ホーホケキョくらいしかできませんが。

かもメール以前ペーパークラフトで口がパクパクする鶏を作りました。その鶏で腹話術のまねごとをしているうちに、くちばしがメモはさみになると気づきました。そこでウッドクラフトとして作ってみました。尾羽を下へ押し下げると口がぱくっと開いてメモが挟めます。                                
ゆび笛メキシコから南の国ではバスを呼び止めるときに指笛とか口笛(メロディを吹く口笛ではなく、舌を巻いてピーッと鋭い音を出す口笛)を使います。発車してしまったバスでもこの口笛を誰かがピーッと鳴らすとキキッと止まるからすごい威力です。私も一生懸命練習したのですが歯の並びが悪いのか、かすれてしまうのでうまくいきません。そこで、誰でも簡単にできる指笛を作りました。人差し指と中指の2本の指をくわえて強く吹くと、2つの音が出ます。一応ハモるようにしてあります。