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 ここでは、ちょっと変なリサイクル工作を紹介します。    

はえとり私が子供の頃、隣の家にガラス製の「ハエとり」がありました。時々母が借りてきては天井にとまっているハエをいとも簡単にとっていました。そのハエとりは垂直に持ち、天井のハエが真ん中になるようにねらって、じょうご状になった部分をぽんと天井に付けるだけで、あら不思議ハエは管の中をストンと底にためた水の中に落ちました。誰が考えたかは知りませんがすごいアイデアです。そこで、ペットボトルを使って同じように作ってみました。するとちゃんとハエが捕れました。作り方は炭酸系のペットボトルの胴体を切り開き、くるくる巻いてペットボトルの口と同じ太さの管を作り、両端にペットボトルのじょうごを付け、底の部分はペットボトルの底を切り取りはめるだけ。難点は、壁にとまったハエは捕れないこと。底の部分に少し洗剤を入れると殺虫効果があるのですぐに死にます。
 なぜハエが落ちるか考えたのですが、どうもああいう虫は一直線に飛ぶことはできない(敵に襲われないようにランダムに飛ぶ)ので、狭い管の中では落ちるしかないのだと結論を出しました。ほんとかな。
倍シクル(バイシクル=2倍自転車)
 我が家では子供の成長に伴って不要になった自転車がたくさん出ます。18インチぐらいの幼児用から20インチ、24インチと、それも男の子用、女の子用色とりどりです。これらの自転車は全て古い物をもらった物ですが、愛着があってなかなか捨てられません。そこで、不要になった2台の自転車に鉄パイプを溶接して並列につなぎ、4輪の自転車にしました。播磨中央公園へ行くと置いてある「変わり種自転車」です。同じサイズの自転車なら比較的簡単だったのですが、私と子供の二人乗りにしようと考えたため、パイプを斜めに付けなければならず、少し苦労をしました。また乗るときも少しハンドルがぶれます。でも家の裏の車の通らないところで乗るとちょっとしたリゾート地へ言った気分で爽快でした。ただし、道交法では公道は走れません。
ジャンプ傘
 傘もたくさんありすぎて困る物です。骨が折れるとすぐ買い換えなんてことになります。何とかできないかと思いちょっと変な物を作りました。傘の布と細い骨をはずします。心棒と手元の黒い部分は残し、写真のように先端にゴムを取り付け、傘を開く要領でレバーを押すと折り畳んだ傘に見せかけたロケットがピョンと飛び出す仕掛けにしました。
 傘を開くと見せかけてピューッとロケットを発射すると,見ている人はびっくりします。そしておもむろに「これが本当のジャンプ傘だ」と言うのです。分かってもらえましたか。
うごくじら「ひょうたんから駒」ではありませんが、ひょうたんから「鯨」を作りました。糸を引くと乾電池を使った動輪のゴムが巻け,糸をゆるめるか離すと動きます。ひょうたんの首の部分が曲がっていて、鯨のしっぽのように感じたので黒い画用紙でひれを付けました。くじらというよりなまずのようにも見えます。
チェアスキー
車椅子の児童が恐怖感を持たずにスキーを楽しめたら、と思って作りました。何度かスキー場に出かけて試運転をしたところ、スピードを抑えるため板をV字状にしすぎたせいか、急斜面でないとすぐ止まってしまいました。もう少しV字を緩くすると初心者用のスロープでも快適に滑ると思います。曲がるときは内側のエッジを立てるようにするため板から垂直に立てた棒を傾けます。体重を、曲がる方向とは反対方向にかけなければならないので、こつを飲み込むのに少し時間がかかりました。慣れてくると快適に滑ったのですが、介助者が大変でした。
これも不用になったスキー板や、座椅子を使っています
ジョーズにちょきんワンカップの酒のびんに粘土を付けて工作をしました。ジョーズが「がばっ」と出てきたところへ貯金をするわけですが、べつにお金でなくて鉛筆をたててもかまいません。ワンカップのびんは、斜めにたててあります。従って少し安定が悪いので底面に木片を接着して安定を図っています。今の子供たちはジョーズを知りませんので、「上手」に貯金という親父ギャグが理解できません。困ったことだ。
追伸、困ったことだと思っていたら,USJでやってます。うれしいことだ。