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カップ弦 手作り楽器アイデアコンテストに出品。審査員特別賞をいただいた作品です。リサイクル楽器は単品では見劣りがするので、カップ弦を9つ並べて見た目にも「いいねえ」というふうにしました。1弦でも3弦でも弦楽器は演奏するのが難しいですが、こうすることにより鍵盤楽器のように演奏することが出来ます。ピックは三角定規、「涙そうそう」や童謡を演奏するとそれなりに雰囲気が出ます。100均で買ってきた電池式の扇風機を回して、プロペラを軽く弦に当てるとトレモロ演奏が出来ます。
紙容器の後ろに、レバーで開閉できるふたをつけているので演奏しながらふたを開閉するとビブラートをかけることが出来ます。


弾けマス

一合ますに角棒をL金具で固定します。次に壊れたタンバリンから皮を取ってきて、押しピンでマスに取り付けます。これがギターでいう表面板になります。皮の真ん中にブリッジを取り付け、「いちげんさん」と同じ方法で弦を張って完成。見た目も音も三味線です。 

いちげんさん 簡易版製作編1 簡易版製作編2
底をたたいていい音がする容器(スチール缶,プリングレス他)なら何でもこの方法で一弦琴(いちげんきん)ができます。作り方は100均ギターと同じ。これを、小学校の工作教室なんかで作ると結構面白がられます。「いちげんきん」をもじって「いちげんさん」と名付けました。「いちげんさん」だからといって、もうこれでさよなら、なんて言わないでください。 
100均ギター100円均一で買った「ひしゃく」にタンバリンの皮を押しピンで貼り付けます。片方の釘に釣り糸(10号)を結び、反対側のヒートンの輪の中を通した後、ねじ込みます。ヒートンをねじ込むと同時に弦が張れます。   
ひょうたんギター片面が割れた大びょうたんを手に入れ、縦に半分にカット。表面板に松、ネックは適当にラワンを使ってギターの格好に加工しました。ネックをひょうたんに取り付ける部分が少し工夫のいるところ。裏側が丸いため、つるっと滑りとても演奏しにくい楽器です。それなら載せるなと言われるかも。                   
   かんから三線                     試し弾き スチール缶の使い道として「かんから三線」を作ってみました。缶に穴を開け、ネックの角材を通す。糸巻き(ペグ)はギター用を半分に切って流用。弦は、低い方からギターの1弦、チャランゴ3弦、てぐす10号。四角いペットボトルを切ってピックにしました。作ってみて初めて知ったのですが、音がすごくいい。本物の三味線ばりの音です
浮くレレ
試し弾き 以前からウクレレを時々作っていました。ひょうたんを共鳴胴にしたり、チャランゴの出来損ないを改造したりしていました。ある時、ふと「ウクレレ・・ウク・・浮く・・浮くレレ。これだ。」とアイデアがひらめき、廃棄したタンバリンの枠を使って作ってみました。なぜ丸くしたかというと、浮き輪の真ん中にはまるようにするためです。次にこのタンバリンにぴたっとはまる浮き輪を探しました。友達の家にあるのをもらってきてはめるとぴたっとはまり、弾くと音もなかなかいいのです。前は「あーああやんなっちゃった。。。」なんて歌っていたのが、今は「亜麻色の髪の乙女」でちょっとかっこよくやっているつもりです。でも見かけはお笑いです。「これがホントのウク(浮く)レレだー。」 
カップ弦試し弾き これも「100均ギター」や「いちげんさん」と同じ、1本弦の入門用です。カップ麺の容器に角材を通し、合板を丸く切ってふたをします。サウンドホールをあけて弦(テグス10号)を張ります。糸巻き(ペグ)はヒートンを使いました。本当は表面板に単板を使いたかつたのですが、手元にあった化粧版で済ませました。でも意外に音が大きかったです。名前は「カップ麺」から作ったので「カップ弦」だ