塩化ビニールでケーナを作ろう指穴の寸法取りを間違えていました。ここに訂正します。2002.8.15
ここでは、誰でも入手しやすい塩化ビニールのパイプ(水道管)を使った小型ケーナ(ケニータ)の作り方を解説します。
材料 内径15ミリ(外径22ミリ)の塩化ビニールのパイプ(長さ28.5センチ)
道具 丸ヤスリ(丸い棒状になったヤスリ) 電気ドリル(5.5Φのドリル刃) 小型のはさみ ペーパー
物差し(30センチ) えんぴつ
作り方1.まず最初、塩ビのパイプを28.5cmに切る。
2.次に丸ヤスリを使ってパイプの角に図のような切れ込みを入れる。これが歌口になる。この歌口の先端がパイプの厚みの丁度真ん中あたりになるように、 丸ヤスリをパイプの外側と内側から削る。(図の中の太い矢印の部分参照)
3.歌口側の端から、図のように寸法を測り電気ドリルで5.5ミリの穴を、表側に7つ、裏側に1つ開ける。電気ドリルがない
時は、はんだごてで溶かして穴を開けた後、バリを落としはさみの片一方の刃を穴に入れて、ぐりぐりと回して穴を削り、5.5ミリ程度になるようにする。
4.細かいチューニングは、まず穴を全部押さえて音を出し,ドの音になっているか確認する。音が低ければパイプを少し切って音を高くできる。レ以上はそれ
ぞれの穴をはさみの刃で削り少し広げることで音をあげられる。
穴の数は、表側が7つで裏が1つ。リコーダーと持ち替えても違和感がないようにしています。
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